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2014年05月30日

鳴門真鯛

私は鯛をうまいと思ったことはない。
昔からオフショアで明石海峡で幾度真鯛をゲットして食べたが当たり外れが大きく、しまいには食べるのを避けていた魚だ。
鳴門真鯛と出会ってから鯛へのイメージが大きく変わった!
鯛の独特な臭いがないのだ。
鳴門で釣れる30㎝級くらいのはそこらへんの鯛と変わらないが、40㎝以上の鯛は明らかに味がちがう。色もちがう。
あの海峡で長い間揉まれたんだからうまくなっただろう。
オオニベとイシモチは友人の料理店に寄贈した。
充分に美味しい魚だが、さばく元気がないのと食べきれないからだ。
せっかく新鮮な魚は新鮮なうちに!
鯛を持ち帰って冷蔵庫で少し寝かせる。
つるぎの船長が神経しめしてくれたのでばっちりである。
三時間ほど寝て料理スタート~
鯛の刺身は霜降り造りが好きだ。
特に鳴門真鯛の鯛皮はしっかりしていて歯応えがある。
皮と身の間のゼラチン?が旨味たっぷりである。

片方はポン酢、片方はわさびと塩でいただく。
生わさびといきたいが市場にいく元気がないのでこれで我慢。

口に運ぶと皮の歯応え、旨味がわさびと塩にとてもマッチしている。
実にうまい!
あらはちゃんと霜降りして

潮汁に…
出し昆布と清酒がない
冷蔵庫にはごぼうがあったのでアラ炊きに路線チェンジだ。

実に身がしっかりしている。
脂の乗りは明石真鯛に負けるが肉質で勝負。
かまの身はガシラ?と思うくらいに身がぷりぷりで、尾の身は歯応え充分!
昔にゲットした70㎝の真鯛のアラ炊きは牛筋を柔らかく炊いたものと勘違いしてしまうような歯応えだ。
最高の味わいはこの鯛の子だ。

これで次の釣りへの活力がついた!
またうまい鳴門真鯛を味わいたいものだ。




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Posted by てるやん at 18:18│Comments(0)料理
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